～ケルティティックハープ、小型ハープ（レバーハープ）と、大型のグランドハープ（ペダルハープ）との違いは？～

まずはどのような演奏がされているのか、気になりますよね？ ケルティティックハープ、小型ハープ（レバーハープ）の超一流奏者をご紹介しましょう。 スコットランドでは、現在ハープ奏者は、第三世代に当たるといわれています。 カトリオーナ・マッケイ氏やコリーナ・ヒーワット氏など現在、第一線で活躍しておられる方々が第二世代です。

優れた奏者によるケルティックハープの演奏は本当に魅力的です。 聴く機会をもてれば、ケルティックハープ、小型ハープが、大型のグランドハープ、ペダルハープと呼ばれるハープと比較しても、勝るとも劣らない、いかにすばらしい楽器であるかを一番理解できると思います。

ケルティックハープ、小型ハープの地位については、スコットランドやアイルランドでは、小型ハープは、多彩な表現力を持った、非常に優れた伝統楽器ですが、日本や他のヨーロッパの国では小型ハープは、「ペダルハープ」へ移行するための練習用の楽器と考えられている事が多いという事があります。　

その理由としては、スコットランド、アイルランド、ブルターニュ、アメリカなどの一部の地域以外には、一流の小型ハープのプロフェッショナルがほとんどおらず、大半の国で上手い奏者はクラシック音楽を弾くペダルハープ奏者であると思われていることが関係しています。

近年の日本でも、本格的なケルティックハープ、小型ハープの日本人奏者、講師の誕生により、専門に学べる教室などが徐々にですが誕生してきていますが、より本格的に学ぶには、沢山の技術力を持った小型ハープ奏者のいるスコットランドへいく必要があるのかもしれません。現地では、ハープの仕事のお仕事もたくさんあり、ハープのレッスンを取り入れている小学校が多かったり、結婚式でも小型ハープ奏者を求められたりと受け入れ体制が整っており、ケルティツクハープ、小型ハープ奏者にとって居心地の良い環境なのです。

ケルティツクハープ、小型ハープ界も今後は、どれだけ伝統を崩さず、新しいものを取り入れることが出来るかも求められているようです。 伝統の中にも新しいものを取り入れ、斬新な新たなジャンルの音楽としても発展していくことが期待されています。さらに違う形の誰も聴いたことが無いようなす素晴らしい斬新なハープの演奏を聴いてみたいものです。