手洗いをしっかりして感染症対策
朝晩の寒さが一層厳しくなり、
今年も残すところあとわずかとなりました。
クリスマスやお正月が近づいてきており、
みなさまも人と会う機会が増えてくるころではないでしょうか。
この時期、気を付けなければならないのは、風邪やインフルエンザなどの感染症対策。実は、病気を引き起こす感染症の多くは、「手」を介して体内に侵入することが多いと言われています。
例えば、ドアノブや電車のつり革など、細菌やウイルスが付着しやすい場所を触った手で、眼や鼻、口を触ってしまうと、そこからウイルスが体内に侵入してきます。だからこそ、手洗いをこまめに行うことが何よりも大切なのです。
ただ、水やお湯でサッと流すだけでは、ウイルスは落としきれません。たとえ石けんを使っても、指の間や指先、手首までしっかり洗わなければ、その効果は半減してしまいます。また、「冬は寒いから・・・」と熱いお湯を使ってゴシゴシ洗うのもオススメしません。皮膚の大切な油分が奪われてしまい、手荒れや湿疹の原因となる恐れもあります。
正しい手の洗い方についてですが、
- 流水で手を濡らしてから石けんを使ってよく擦ります。
- 指先や手の甲、指の間や手首など、洗い残しやすい部分も忘れずに、しっかりと洗います。
- 流水でしっかりすすぎましょう。時間の目安は「ハッピーバースデートゥーユー」の歌を2回歌うぐらいの時間(20~30秒)がちょうど良いそうです。
- 洗い終わったら、清潔なタオルで水気をしっかりと拭き取ります。
感染症の予防には、うがいやマスクなど様々な対策がありますが、正しい手洗い習慣を身に付けて、これからのイベントを楽しみましょう。